整えるということ

自己変容について学び始めて、
気づけば約2年ほどが経っていました。

頭では理解していたつもりでも、
最近になって、
「本当の意味で分かる」という感覚は、
また少し違うのだと感じています。

今日、
公園を歩いていたときのことです。

小さな子どもを見て、
ふと自然に笑顔になった瞬間、
なぜか自分の幼少期の記憶が浮かんできました。

普段はあまり思い出さない出来事。

人生の中で、
断片的にだけ浮かぶような記憶でした。

でも、
今の自分がその頃の自分を見つめてみると、

「こんなことを、
小さな子どもが経験していたんだ」

と、
胸が苦しくなるような感覚がありました。

あの時、
私は確かに泣いていました。

けれど子どもだった私は、
その出来事がどれほど深く傷を残すものなのか、
分からないまま大人になってきたのだと思います。

トラウマという感覚はありませんでした。

でも、
心の奥では、
ずっと傷ついていたのかもしれない。

だから何度も、
静かに思い出していたのかもしれません。

公園のベンチに座りながら、
風が木々を揺らす音を聞いていると、
涙が止まらなくなりました。

そして、
ようやく気づいたのです。

整えるというのは、
表面だけを整えることではなく、

ずっと奥にいた自分に、
「つらかったね」と
気づいてあげることでもあるのだと。

今の大人の自分が、
あの頃の小さな自分を、
そっと抱きしめるような感覚でした。

木々の揺れる音と風が、
静かに包み込んでくれていた午後でした。

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