日々の暮らしの中で、
「なんとなく気になる」
そんな小さな違和感を覚えることがあります。
でも、
忙しさに流されたり、
「まあ、いいか」と思ったりして、
そのままにしてしまうことも少なくありません。
特に家族には、
「きっと分かってくれている」
「今さら言わなくても大丈夫」
そんな気持ちになりやすいものです。
けれど、
どんなに近い存在でも、
言葉にしなければ伝わらないことがあります。
実際に私も、
自分の感じていたことを家族に話してみたとき、
「そんなふうには思っていなかったよ」
「そう受け取られていたなんて気づかなかった」
と言われたことがありました。
私は勝手に、
相手も同じように感じていると思い込んでいたのです。
また、あるときは、
ある出来事に対して感じている気持ちを話しているつもりでも、
その口調や表情から、
「彼らに怒っている」と受け取られてしまうことがありました。
そのときは、
相手の様子に少し違和感を感じても、
深く考えずにそのままにしてしまっていました。
でも後になって話をすると、
お互いがまったく違う受け取り方をしていたことに気づいたのです。
その出来事を通して、
分かってくれていると思うことと、
本当に伝わっていることは、
同じではないのだと改めて感じました。
近い存在だからこそ、
言葉にしなければ伝わらないことがある。
そして、
違和感を感じたときは、
そのまま流さず、
「私は何を感じているんだろう」と、
一度立ち止まってみること。
その小さな気づきを、
やさしく言葉にして伝えること。
面倒に思えることほど、
実は大切な時間なのかもしれません。
ほんの少しの言葉が、
すれ違いをほどいてくれることがあります。
だから私は、
大切な人ほど、
自分の気持ちを丁寧に言葉にして伝えていきたいと思っています。
それが、
お互いを大切にしながら、
心地よい関係を育てていくことなのかもしれません。
