朝の散歩は、今でも変わらず続いています。
いつもの道を歩いていると、
今日は一輪の蓮の花が咲いていて、
思わず足を止めました。
その花だけがふわりと浮かび上がって見えたのです。
近くに寄って眺めていると、
一匹の虫がやってきて、
花びらの中で忙しそうに飛び回っていました。
蓮の花も、
虫も、
ただそこにいるだけ。
それなのに、
なぜか心がゆっくりと満たされていくようでした。
「小さな発見がくれる幸せ」
そんな言葉を耳にすることがあります。
以前の私は、
その意味を頭では分かっているつもりでした。
でも、
こうして自分の中で静かに感じると、
その言葉がとても深く響いてきます。
私は朝の散歩を、
ただ歩くだけの時間で終わらせたくありません。
植物の香り。
小さな虫たちの動き。
鳥の声。
池を泳ぐ魚たち。
そんな小さなものに、
耳を澄ませ、
目を向け、
自分の五感で感じてみる。
すると、
何気ないひとつの発見が、
思っていた以上に心を満たしてくれることがあります。
特別なことではないけれど、
その小さな積み重ねが、
私にとってはとても豊かな時間なのだと思います。
今日もまた、
一輪の蓮の花が、
そんなことを静かに教えてくれました。
最後に、
朝の散歩で出会った蓮の花と虫を。
心ほっこりした小さな幸せ、
少しでも伝わったら嬉しいです。

