猫たちに特別な手の当て方や、心の向け方を学び、
実践し始めてから約二ヶ月半。
ようやく三匹が、
その穏やかな時間を自然に受け入れてくれるようになりました。
先日、ムックとクロたんがべッドで休んでいたので、
その傍らで静かに意識を向けていました。
別の部屋にいたリキオにも、
「気が向いたらおいでね」と心の中で声をかけると、
しばらくして、その子も静かに寝室へやってきました。
気づけば三匹が同じベッドに集まり、
互いに毛づくろいをしたあと、
最後にはみんなで穏やかに眠り始めました。
その様子を姉に写真で送ると、
「三匹がこんなふうに寄り添って眠るなんて珍しい」と驚いていました。
少しずつですが、
猫たちにとってもこの時間が、
安心できるひとときになってきているのかもしれません。
そのとき、ふと、
私たちを包み込むようなあたたかな光をイメージしてみました。
やわらかな光がその場を満たしていくような、
そんな静かなイメージです。
するとその瞬間、
眠っていたリキオがふっと目を開けて、
私の左斜め後ろをじっと見つめ始めました。
何かを確かめるように、
しばらく真剣な表情でその一点を見つめていましたが、
私にはそこに特別なものは見えませんでした。
けれど、その様子を見ていると、
猫たちは人よりもずっと繊細に、
その場の空気やわずかな変化を感じ取っているのかもしれないと感じました。
目に見えるものだけではない、
言葉にしにくい何かを、
猫たちは自然に受け取っているのかもしれません。
そんなふうに思えたその時間は、
不思議でありながらも、
とても静かであたたかなひとときでした。
